皆さん短冊に数々の願いを込めて七夕を迎えられる事と思います・・・・。
そんな七夕の日。
織姫と彦星が天の川を挟んで一年に一回だけ逢える日だというお話はもちろんご存知の事と思います・・・。
そんな天の川が夜空にきらめく姿は、暖かくなっていきたこの時期の夜でも
背中がゾクゾクするような感動を与えてくれますね。
元々、七夕は旧暦でお祝いされていたため、7月15日が一番天の川が見えるそうです。
一年に一度しか逢えない織姫と彦星の為にも、七夕の夜は是非晴れていてほしいと思っていた子供心を思い出します。
しかし、身も心も大人になるにつれて、自分の中に現実的なすさんだ気持ちが、ある日芽生えている事に
気付かされたのもこの七夕の日だったように感じます・・・・・・。
仮に織姫と彦星の伝説が本当だったとします。
すると・・・・・・・・。
地球が出来て48億年、その頃から夜空には天の川を挟んだ牽牛星(彦星)と織女星(織姫)が浮かんでいたとします・・・。
その内の半分が雨だったとしても24億年・・・・・。
つまりは24億日も織姫と彦星は顔を見つめ合っている事になります・・・・・。
人間は同じ日に生まれた男の子と女の子が、その日から75歳で亡くなるとして毎日一回顔を合わせていくと・・・・・。
27,375回・・・・・・。
織姫と彦星はその8万7千倍も顔を合わせている事になります・・・・・・・・。
もう晴れないでくれって感じてしまいそうな勢いですね・・・・・。
そんな事を考える自分にトホホと感じてしまう今日この頃ですが・・・・・。
すさんだ気持ちばっかりを持っているわけではございませんよ・・・・。
しかし!!!伝説やおとぎ話は素敵な物でないといけません!!!
たまにはちょっと違った視線で物事を見つめてみることも大事だという事でご了承下さい・・・・。
まあ、何はともあれ、そんなこんなな七夕に込めた皆さんの願いが一つでも多く叶う事を願っている、
というのが本心の自分であります。。。。
忙しさと喧騒の中で、古くから伝わる日本の一つ一つの行事を忘れてしまいそうな日々を過ごして
しまいがちですが、時には足を止めてゆっくり物事を見つめなおす日も必要なのかもしれませんね。
今年も織姫と彦星が無事に出逢えますように・・・・・・・・。