ちなみに自分はお風呂の中で本を読む習慣がありまして;;いつも長い時間ゆっくりと本を読みます・・・・。
幾度となくうっかり居眠りをして、大切な本を水没させてしまい;;ベランダの物干し竿に洗濯バサミで干した事か・・・・・。
それでも何故か湯船の中で読んだほうが集中出来てしまうんです・・・・。(時に集中しすぎて違う世界を見ますが・・・・・。)
まあそれは置いておいて、本題です。
その本を読んでいると、食事と健康について書かれている中で、食事と心の繋がりについて深く書いてありました・・・。
化学調味料や食品添加物の事は前のブログで触れた事もあります、食事と心についても触れた事もありますが、
今回はもっと心の深い部分にまで食事の影響があるという内容でした・・・・。
それは{食べる物}、という事ではなく{食べる事}という問題でした・・・・。
{食べる事}の問題って?? 皆さんどういう事だと思われますか???
もちろん食べる物も大事ですが、食べる環境というのは心を育てる上でとても大切な事だそうです・・・。
北九州にある病院には、全国でも唯一の診療科目の「青春期内科」という物があります・・。
そこは、摂食障害やパニック障害、神経性うつ病など心身のバランスを崩した若者たちの病と向き合っている病院です。
そして、そこに通う人たちがどんな環境で食事をしていたかを尋ねると・・・・・・。
ほどんどの人達が、「いつもお母さんがカリカリして愚痴ばっかり言うから、食事の時間が嫌いだった。」
「お父さんが、こんなもん食えない。ってお母さんに毎日文句をつけるのを聞くのが嫌だった。」
「食卓は説教の場でした。学校の話も笑って食べることも全て怒られてました。」
など、食べる事に対していい思い出をもっていないそうです・・・・・。
そういう人達の食生活はいびつになってしまい、それが全ての原因ではないと思いますが・・・・・・。
結果、心を病み、体で訴える事に繋がってきているそうです・・・・。
そんな人達の最も基礎的な訓練は、食行動を修正すること・・・・・ だそうです。
食べ物となった生き物・・・動植物の「命」を頂く感謝の念を持ち、三度の食事を仲間と会話しながら楽しくとる。
「食」の自己コントロールが出来れば治癒への道が開けるそうです・・・・。
その病院に来る子供達が持つ親のイメージは「恐怖」か「存在感がない」が多いそうです・・・。
だから、治るかどうかは両親の構えでわかるし、両親で来院するようなら必ず治るそうです・・・・。
その子達の帰る家の「食事の環境」が変われば、家庭は変わる・・・・。
食べてしまえば全て同じと思われる事もある「料理」ですが、家庭で作るお味噌汁の豆腐を「必ず4㎜角に切ること」・・・・。
そして家族揃って食事をする事・・・・。
たったそれだけの事で、作った人の心が伝わり、そして自分の存在感を感じる事が出来る・・・・・。
食事という全般的なことを仕事にしている自分は色んなことを感じさせられました・・・・・。
食事をする環境や、料理を提供させてもらっているんだから心を込めて食べた人に伝わるようなことをしなければいけないな・・・・
と痛感させられました・・・・。
「食事」・・・・・・・・。
それは本当は「食べる事」なんじゃなくて・・・・・。
「食」=「家の中が良い」と読めます。
「家の中が良い事」=「食べる環境が良い事」と読まなければいけないのかもしれませんね・・・・・。