あの頃の夢は、今もまだ自分の中に描き続けられているのかな?と問いかけてみると
思い描いていた数々の夢の中のほんの一握りしか思い出せなくて。
パイロットになりたかった事や、大きな家で大きな犬を飼って、広い芝生の庭で一緒に遊びたかったこと。
天空の城 ラピュタを見つけたいと願っていた事・・・・・。
そして、それらの夢は夢のままで終わっています・・・・。
夢は遥か遠くにあって辿りつけないものなのだろうか?と感じ始めて、いつしか目標という
言葉に変わって、もっと身近で現実的なものへの挑戦となってきて・・・・・。
目標を一つずつクリアしていけば、その先には描いた夢が待っていたのかもしれない・・・・。
でも、それは夢への目標ではなくなって、今自分が置かれている状況の中での目標・・・・。
じゃあ自分は夢を諦めてしまったのだろうか?・・・・
いや、目標はある。やりたいこともある。だけど本当にそれが今の夢なのだろうか??・・・
夢を想い描く時はもっとワクワクしていたような感じもするし、胸が弾んでいたような感じもするし・・・・。
それがなくなったのは自分が大人になって、子供の頃の無邪気な気持ちを忘れてしまったから?
それとも夢の大きさに制限をかけてしまったから?
どちらにしても胸が弾むようなワクワクするような事、そんな事を忘れてしまったような感じがします・・・。
あの大きな入道雲の中にはデッカイ島が浮かんでいるのかな?
それだけでワクワクして、大空を飛んで入道雲の中に行ってみたいと想っていた、あの気持ち・・・。
{将来の夢}が、{今の目標}に変わってしまった頃から忘れてしまったようなあの気持ち・・。
大きな夢を捨てずに、それに向かって一つ一つの目標を走り抜いていけたら、頑張っていけたら、
日々を惰性で生きるのではなくて、いつまでも胸を弾ませながら生きていけるのかな?と感じます。
デッカイ島は浮かんでいないけど、誰もが見上げれば見える入道雲の大きさが、
いつも夢の大きさと重なって、ワクワクする気持ちを思い出す事ができて、
目標という虹が見えているといいな。
そして毎日を元気いっぱい走り回ってた子供の頃の様な無邪気な笑顔で過ごしていけたらいいのにな。
どんなに辛くて悲しくて、挫折しそうな時も、
夢に向かって進む自分の事を必ず応援し、想ってくれている人がいるという事を忘れないようにしながら・・・・・。