グルタミン酸やイノシン酸という元々魚や肉などに多く含まれる旨味成分を加工し、精製した調味料です。
最近は懸念される指摘が多くみられていますが、それでも日本に現在出回っている加工食品には
今でも多量の化学調味料が含まれているのは、目を背けられない事実です。
安易に味を濃くすることができ、調理時間の短縮や材料を少量に抑えられたりと、メリットが大きいという事で、
家庭でも頻繁に使われていると思います・・・。
この化学調味料、アジア圏内でよく使用されているみたいで、西洋の人達がアジア料理を食べると
{チャイニーズシンドローム}と呼ばれる、舌がビリビリと痺れるような感覚がある症状がでるそうです。
その症状に慣れてしまうと、本来の食材の持つ旨味をあまり感じなくなり、物足りなくなってしまうそうです・・・。
これって、考えてみると大変な問題だと思いませんか?・・・
舌がビリビリする事になれて本来の味を見失ってしまうなんて・・・・。
日本には発酵食品というそれだけで充分の味を持つ調味料が多数存在しています。
それなのにそれでも足らずに化学調味料を足す・・・・。
何か悲しい現実です・・・。化学的な味に慣れひたしんだ自分達日本人・・・・。
食事という生きていく上でとても重要な部分を仕事にして携わっている自分達調理師・・・・。
味、健康、団欒・・・。色々な事を考えなければいけないなと思います。
便利でいつでも利用できるコンビニなどの味を好んで食べる傾向になってきつつある消費者側の立場に
自分を置いて考えても、もっと食材を見て触れて、そして本来の素材の味というものを
見定めていかないといけないなと感じます。
Cafe Sofa ではその化学調味料を一切使わずに、手間を掛け、時間を掛けて
作らせて頂いております。
そして出来るだけ、見て触れた食材を使って・・。
色々な事が便利になってきた現代。
本当の事なのか嘘の事なのかわからない事が増えてきたように感じます・・。
人の心の中や人間性まで、文字だけで簡単に嘘がつけるようになった現代・・・。
嘘のない想いで今日も料理を作って行こう。
本日の路地裏ンチも心を込めて・・・。
チキンカツレツ デミグラスソース
御来店お待ちしております。