誰かに素敵な時間や想いを届けたいと願う上で決して忘れられない心です。
さて、人をもてなすの「もてなす」の丁寧語が「おもてなし」なのでしょうか?
実は語源には色んな説はあるみたいですが、こんな説があるんです・・・・・。
表と裏がない、素直な気持ちで迎え入れるという事での表裏なしのおもてなしと、
裏でしっかりとした準備をし、それを表に出さずに人を迎え入れるという意味のおもてなし・・・・。
どちらが正解であったとしても、そこには迎え入れる誰かに対しての深い愛情が感じられます。
愛情があるから自然と手間を掛けようとしてしまう・・・・。
この手間を掛けるという事が、実はとても健康に繋がっていく事はあまり知られてない事実なんです。
茹でる、アクを取る、茹でこぼす、乱切り、千切り、角切り、面取り、そして料理の組み合わせ・・・。
料理を作る上での一つ一つの手間が実は、野菜や魚や肉の臭みを消したり、農薬や食材の持つ毒を除く事に
とても効果的な結果に繋がっているんです・・・。
自分達は健康の為に生きてるのではなく、楽しく生きるために健康が必要なんですよね。
だからこそ、手間を掛け愛情を注いでお客様をお迎えしたい・・・・。
「手間と愛情は比例する。」
こんな気持ちで、厨房は裏にあってお客様からは見えないけど・・・・。
表も裏もない想いで料理を作りながら、「おもてなしの心」をお客様に届けていきたいなぁ。