第二次北海道紀行・・・。序章

18 1月
先日、人生において2度目となる北海道へ研修の為に旅立ってきました・・・。

今回の目的は色々な角度から、冬の北海道の状況を見て学ぶことでした・・・。

目指すは北海道。。帯広。。。

移動だけでも長崎から半日以上かかり、夜はマイナス20度近い気温を叩き出すところでした・・・。

それだけ寒い場所だからこそ意味のある研修になると信じて・・・・

出発当日、車に揺られ空港へ着き、搭乗口でジュースを飲みながら、窓の外に目をやると・・・・・。

そこにはまた大きな鉄の塊が、燃料と荷物を詰め、離陸時刻を待ち望みやる気まんまんでいます・・・。

キャビンアテンダントの相変わらずの「いってらっしゃいませ~~~」

というお気楽な口調に多少腹を立てるような感覚を覚えながらも

「大丈夫よ!!」と目を潤ませながら手を握ってほしいという浅はかな希望を持つも、その希望も虚しく終わり・・・・。

その後の右の貧民コースか左の富豪コースという大きな運命の分かれ道でも、もちろんのごとく選択の余地はなく

入り口のキャビンアテンダントが超業務的に配るのど飴が貧民に対するわずかなながらの施しなんだと、

ネガティブな気持ちだけがドンドン膨らんで行くばかりで・・・・・・、

そして何が楽しいのか??綺麗なキャビンアテンダントに鼻の下を伸ばしながら、隣で飛行機が動くたびに

「バックしてる!!!もうすぐ飛ぶかな??速い速い!!!」などとギャーギャーはしゃぎ続けるうるさいオヤジの言動の一つ一つに、

今度は本気の怒りを覚えながら、北海道へ向けて高度一万メートルの旅が始まりました・・・・・。

そして2時間半が過ぎたころ・・・北の大地・・北海道が鉄の塊の窓から顔を覗かせました・・・・。

「やっぱり広大な大地だなぁ・・」「雪もいっぱい積もってるなぁ」「どんな旅になるかなぁ?」

と心の中でこの先の旅に向けての想いを馳せていると・・・・・

隣で、相変わらずのオヤジの「うあぁ!!北海道だ!!!雪だ!!!白い!!」などとテンション高めにはしゃぐ声に

「雪だから白いに決まってるだろ!!!」と胸から溢れ出そうな怒りを表情に浮かべつつ、

無事にタラップを降り、北海道の地に立ち、やっと今回の旅のスタートラインに到着することが出来ました・・・。

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