防寒装備はもちろんの事、靴も雪用のスニーカーを装備して準備は万全。
空港に入りチェックインを済ませ、ジュースを飲みながら搭乗口で待っていると、
ガラスの向こうに、自分の命を預けることになる大きな鉄の塊が燃料と荷物を詰めやる気満々でいます。
自分は恥ずかしながら高所恐怖症なのです・・・。
乗客が次々と乗り込んでいくなか、笑顔で「いってらしゃいませ~」と言う空港スタッフのお気楽な口調が、
不安でいっぱいの気持ちに違和感を感じます。せめて「大丈夫よ!」と目を潤ませながら手でも握ってほしいものです。
強烈なGと揺れに耐え続けタラップを降りればそこは広大な大地の北海道。
北海道!寒っ!!雪がいっぱいじゃん!!女性がめちゃ美人じゃん!!さっきまでの恐怖心は何処へやら、
これからのスープカレーとの熱い戦いに向けて気も引き締まります。
気持ちも切り替わったとこでの、オーナーの一言が、「今夜は三軒回ろうと思ってるから」
三軒?!普通無理ですよね?!北海道の牛じゃないんだから!胃袋三つはご用意してませんよ!
「三軒ですか?!!」 「うん、で明日の昼に1軒行って、空港でラーメン食べて帰ろう!」
ラーメンって?!それは今回のおなかの許容範囲の予定には含まれていませんが?・・・。
移動中のタクシーの窓越しに見えた牧場の牛達の胃袋の仕組みを想像しながら、一軒目へと向かいました。